卵子凍結の費用は医療機関によってばらつきがありますが、40〜50万円程度が相場として言われています。
さらに、採卵回数や実際に採れた個数によってはさらに費用がかかってきますので、決して安くはないと感じる方も多くいると思います。
ここでは、少しでも費用を抑えるための方法をご紹介していますので、「費用が高くて卵子凍結になかなか踏み出せない」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
卵子凍結にかかる費用は医療機関によってさまざまです。
なぜなら、卵子凍結の費用は相場はあるものの自費診療のため、医療機関ごとに金額設定ができてしまうからなのです。そのため、ご自身が卵子凍結をするときにどのくらいの費用がかかるのかを確認し、医療機関ごとに比較してみましょう。
たとえば東京都では、卵子凍結への助成金制度も用意されており、「採卵準備のための投薬・採卵・卵子凍結」費用を対象に助成するとしています。詳しくはこちらをご覧ください。
この助成は2023年10月に開始してから、当初の定員を大幅に超える応募があったということで、今後も申請者がさらに増えると見込まれています。このような傾向から卵子凍結への関心が高いことが分かりますね。
まずは、ご自身がお住まいの自治体の助成金情報を確認してみましょう。
最近では、女性活躍推進の一環として、さまざまな企業が卵子凍結を福利厚生へ導入する動きが増えてきています。
「今は仕事を頑張りたいけど、いつかは子どもがほしい。」
卵子凍結の福利厚生制度は、このように考える働く女性のキャリアプランとライフプランの両立を支援してくれる制度です。
ご自身が勤めている企業にはどんな福利厚生制度があるのか、まずは調べてみるといいでしょう。もしかしたら、知らなかった制度があるかもしれません。
卵子凍結の費用を抑えるためには、医療機関の費用を比較したり、卵子凍結を支援する制度を活用するという方法があります。
費用が気にかかり卵子凍結に踏み出せない方は、ぜひ確認してみてくださいね。
