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初めての卵子凍結、医療機関では何をするの?

卵子凍結は16日間ほどかかり、医療機関への通院も必要になります。

卵子凍結を行う方によって違いはありますが、ここでは「どれくらい通院が必要なのか」「どんなことをするのか」をご紹介します!

卵子凍結の流れと詳しい診察内容をご紹介!

通院1回目:初診

初めに、先生から卵子凍結についての説明を聞き、次に採卵前の準備として身体の検査や卵子の数を測定するAMH検査が行われます。

通院2回目:検査結果(検査から数日後)

検査の結果を先生と確認して、卵子凍結を行うことができるか判断がなされます。

特に問題がなく、卵子凍結を行うことができる場合、採卵準備に移ります。

通院3回目:採卵準備開始(月経1~2日目)

月経周期を基準に採卵スケジュールが決まるため、月経が開始した時に医療機関を受診し採卵準備に取り掛かります。

通院4~6回目:採卵準備期間(月経2~10日目)

医療機関で排卵誘発剤の内服、注射と卵子の発育状態の確認で超音波(エコー)を数回行います。注射は自宅で行える「自己注射」への変更も可能な場合がありますので、先生に相談してみましょう。

通院7回目:採卵手術(月経11~14日目)

採卵手術のタイミングは、卵子の発育状態により前後します。

手術内容は、超音波(エコー)で卵子の位置を観察しながら腟から卵巣に長い針を刺し、卵胞液とともに卵子を吸引します。

1回で希望する数の採卵ができなかった場合は、先生と相談し次の月経周期に合わせて、再度採卵手術を行うことも可能です。

また、手術の際は、全身麻酔(静脈麻酔、吸入麻酔)、または局所麻酔の利用が検討できます。

採卵後は、症状により30分~1時間程度は医療機関で安静にします。

また、基本的には日帰りで終了しますが、出血・痛み・発熱などの症状によっては入院が必要になることもあります。

これまでの診察内容は医療機関の方針や、あなたの健康状態などにより異なる場合がありますので、まずは医療機関へ相談しましょう。

まとめ

卵子凍結は、初診から採卵手術まで様々な検査、やるべきことがあります。

また、一概にこれだけの通院回数が必要とは言い切れませんが、一般的に1回目の採卵までに約7回程度の通院が必要と言われています。

「この検査が本当に必要なのか」「採卵手術の麻酔はどちらがいいか迷っている」など、分からないことや不安なことは、医療機関へ相談しましょう。

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