自分の卵子がどれくらいあるのかを知ることができる、AMH検査についてご存知ですか?
ここでは、AMH検査の方法やどんなことが分かるのかご紹介します。
AMHとは「アンチミューラリアンホルモン」のことで、卵巣内の細胞から分泌されるもの。これは卵子の数と関連すると言われているので、AMH検査で自分の卵巣内にどれくらいの卵子が残っているのかの目安を知ることができます。
一般的には自費で行う検査であり、医療機関によって差はあるものの、5000円〜8000円が相場になっています。
血液検査から簡単に卵巣の機能を評価する手段として今注目されています。
AMH検査は「卵巣の機能」を測るもの。
卵子の残りの数が分かるだけじゃなく、卵巣がちゃんと働いているか、異常がないかを知ることもできます。
年齢別のAMHの基準値は以下とされています。
参考:山本貴寛、他、日本生殖医学会雑誌61.487.2016.
AMH値には個人差があり、ホルモンの状態によっても変化するので、あくまで目安として参考にしてください。
AMH検査はいつでもできる検査で、生理周期に関係なく行うことができます。
ただ、ピルを飲んでいると値が低くなってしまうことがあるので、1ヶ月休薬してからの検査を推奨する医療機関もあるようです。
AMH検査は、将来の妊娠に備えるための検査としておすすめです。
血液検査のみで手軽にできる上、いつでも検査可能なので、自分自身の身体を知るきっかけとして活用してみるのも良いでしょう。