卵子凍結を検討している人の中には、採卵や保管は何歳までできるのか、気になっている方もいるのではないでしょうか?
ここでは、卵子凍結に関する年齢制限の有無についてお話しします。
日本生殖医学会では、将来の妊娠の可能性を踏まえ、40歳以上の方の採卵は推奨できないとしています。(*)
医療機関によって採卵を行える年齢の上限には違いがあるので、ご自身の年齢で採卵が可能かどうか、ご希望の医療機関に確認するようにしましょう。
日本生殖医学会では、凍結保存した未受精卵子の使用時の年齢について、45歳以上は推奨できないとしています。(*)これは、出産時の年齢が高齢になるほど母体や産まれてくる子どもにリスクが伴うためです。
こちらについても最終的には医療機関によって判断されるので、事前に確認することが必要です。
卵子凍結の採卵や保管について、「何歳まで」できるのかは医療機関によって異なりますので、ご自身が希望する医療機関の規定や年齢によるリスクをしっかり理解して検討すると良いでしょう。
※参考文献