「妊活を始めたけれど、必要な検査ってあるの?」「不妊検査はいつから受ければいい?」そんな疑問を持つ方は少なくありません。
不妊検査というと、特別でハードルの高いものに感じるかもしれませんが、実際には身体の状態を客観的に知るための基本的な検査が中心です。この記事では、不妊検査で調べる内容や検査のタイミングについて、初めての方にも分かりやすく整理します。

不妊検査は、「なぜ妊娠しにくいのか」を診断するためのものではなく、妊娠に関わる身体の状態を確認するための検査とも言えます。具体的には、
といった点を、段階的に確認していきます。原因を決めつけるものではなく、「今の状態を知る」ことが第一の目的です。

一般的に、下記のようなタイミングで検査を受ける場合が多いです。
「○ヶ月経ったら必ず受ける」という明確な基準があるわけではなく、不安を感じた時点で相談しても問題ありません。

血液検査によって、妊娠に関わるホルモンの分泌状態を確認します。主に調べるのは、
月経周期のどの時期に採血するかで分かる内容が変わるため、複数回行うこともあります。

経腟超音波で、次のような点を確認します。
身体への負担が少なく、妊活初期から行われる基本的な検査です。

子宮卵管造影検査は、子宮から造影剤を注入し、卵管がきちんと通っているかを確認する検査です。卵子と精子が出会える通り道が確保されているかを調べる目的で行われます。この検査によって、
といったことが分かります。検査はレントゲンを用いて行われ、不妊検査の中でも比較的よく行われる検査のひとつです。
また、この検査を行った後は自然に妊娠しやすくなる可能性が高くなると言われています。

子宮鏡検査は、細いカメラを子宮内に入れて、子宮の中を直接観察する検査です。超音波検査では分かりにくい、
などを、目で見て確認できるのが特徴です。

不妊検査は女性だけが行うものではありません。男性側では主に精液検査を行います。
などを確認し、妊娠に必要な条件が整っているかを評価します。

不妊検査を受けると、「すぐに治療が始まるのでは?」と不安になる方もいるかもしれませんが、「検査=治療開始」ではありません。検査結果をもとに、
といった選択肢を考えるための材料になります。
不妊検査は、妊娠の可否を決めるものではなく、今の身体の状態を知るための第一歩です。
「何を調べるのか分からない」「まだ早いかも」と感じている方ほど、基本的な検査内容を知っておくことで、不安が解消されることもあります。
妊活の進め方は人それぞれです。不妊検査を通して、自分に合った選択肢を考えるきっかけにしてみてください。
参考文献