卵子凍結を検討する際に、何年も保管していて本当に卵子は大丈夫なの?と心配な方もいるのではないでしょうか。
ここでは、卵子の保管方法と保管期限について解説します。
採卵後、卵子は-196度の液体窒素下で急速に凍結されます。
医療技術の進歩により発見されたこの環境下では、細胞はほとんど劣化しないとされており、卵子は半永久的に保管することが可能です。(*1)
先述したように、卵子は半永久的に保管することができるため、理論上の保管期限はありません。
しかし、実際に妊娠・出産するときのことを考え、使用には推奨年齢が設けられています。日本生殖医学会は、高齢出産によるリスクを考慮し、45歳以上の使用は推奨できないとしています。(*2)
また、使用年齢の上限に関しては医療機関により異なるため、45歳より若い年齢を上限としている場合もあります。
詳しい情報は医療機関に問い合わせ確認するようにしましょう。
卵子の保管方法と保管期限についてご紹介しました。
卵子の保管については、保管自体に期限があるわけではないですが、医療機関では凍結卵子を使用する際の年齢に上限を定めています。
高齢出産によるリスクをなるべく抑えるため、計画的な妊娠・出産計画を立てるようにしましょう。
参考文献
*1…ヒト卵子の凍結保存 ーヒト卵子バンクの実際一(P89-93)、桑山 正成、加藤レディスクリニック 先端生殖医学研究所、第7回 麻布大学 生殖・発生工学セミナー