卵子凍結あんしんバンクに関する契約における留意点
未受精卵の凍結保管サービスである「卵子凍結あんしんバンク」に関して、以下記載の項目についてご留意ください。
- 凍結するための未受精卵の採取は、年齢が40歳の誕生日まで可能です。
- 凍結した未受精卵(凍結卵子)の保管期限は、50歳の誕生日までです。
- 採卵及び凍結卵子を使用した体外受精についての年齢制限は医療機関によって異なります。
- 医療機関は凍結卵子の保管業務について「卵子凍結あんしんバンク」を運営するセルソース株式会社(以下「セルソース」)へ再委託します。
- 卵子凍結あんしんバンクの利用に必要な料金は、クレジットカード決済で直接セルソースに支払われます。
- 月額費用のクレジットカード決済は、セルソースが凍結卵子の保管を開始した月の翌月から毎月10日までに行われます。(※口座からの引き落としのタイミングはクレジット会社によって異なります)
- 何らかの理由により採卵できず、凍結卵子の保管をしなかった場合に、初期費用は手数料2,000円を差し引いて返金されます。
- 保存期間内であっても、廃棄を申し出ていただければ廃棄できます。卵子凍結あんしんバンク窓口の「 Info.ranshi@cellsource.jp 」までご連絡ください。
- 以下の場合には凍結卵子が予告なく破棄となります。
- 3か月間お支払いがなく、申告いただいた連絡先への連絡にもご対応いただけない場合(カードの期限切れによる未更新を含む)
- 満50歳の誕生日を迎えた場合で、申告いただいた連絡先への連絡にもご対応いただけない場合
- ご本人が亡くなられた場合
- 天災などの緊急時、 申告いただいた連絡先に複数回ご連絡しても連絡が取れない場合
- その他予期しない不慮の事故等が発生し、サービスが利用できなくなった場合
- 氏名、電話番号、住所、メールアドレスなど登録情報にいずれかの変更がある場合には卵子凍結あんしんバンク窓口の「 Info.ranshi@cellsource.jp 」までご連絡ください。
- 医療機関、またはセルソースの責任によらない不慮の事故(地震・火災・異常気象等を含むがこれに限らない)や輸送時のトラブル等において、卵子の損壊・喪失が起きたときには、医療機関およびセルソースが責任を負わないことをご了承ください。
- 将来、凍結未受精卵を解凍して使用する場合は、 体外受精(顕微授精) が必要です。
- 採卵したものを凍結・保管したのち、移植の目的で解凍したときに卵子の状態によっては使用できない可能性があります。
- 医療機関内の検体保管タンクからセルソースへ輸送を開始したタイミングより、医療機関は不慮の事故など輸送中の卵子の損壊・滅失に関連する凍結卵子に関する責任を負わないことをご了承ください。
- セルソースが保管する凍結卵子を使用する際は、原則、採卵を行なった医療機関において不妊治療を開始していただくこととなりますが、転居などで別の医療機関での使用を希望する場合にはこの限りではありません。
- セルソースが保管する凍結卵子を別の医療機関で使用する際は、書面により引渡すべき医療機関を指定し、治療上必要である旨を記載した所定の書面に、治療担当医師の署名捺印を得ていただきます。(※書面詳細については卵子凍結あんしんバンク窓口の「 Info.ranshi@cellsource.jp 」までご連絡ください。)
- 保管する凍結卵子の使用は、必ずしも妊娠、出産を約束するものではありません。
- 個人情報の取り扱いについては、個人情報保護法及び医療機関の方針によって保護されます
- 提供された個人情報に関して、卵子凍結保管以外の目的で利用することはありません。